俺は淫乱女子児童 第三章 堕ちていく、俺

 それから毎日オムツを履いて寝るようになった俺だけど、なかなかおねしょは直りそうになかった。しかも、安心感のあるオムツを家で履いているせいか、学校でも尿意や便意があまり我慢できづらくなっているらしい。時々ちょっとだけパンツを濡らしたり、放課後の自慰ショータイムでは、勢い余って放尿したりしてしまっていた。
 そして、秋休みが終わった初秋、俺は寒さからなのか我慢し続けていたおしっこを授業中に漏らしてしまうことになる。

「村岡ぁ、お前のあそこいじりすぎて緩くなってんなぁ」
「ひぇー臭い臭い!これ以上漏らされると大変だな!もうお前が男だということをばらさないといけないかもな」
 黒木がそう脅しめいたことを口にし、俺はますます恐怖で身動きが取れなくなっていた。バラされるのが一番怖い。小学生女子でいられなくなることが、一番怖いから。
 そのおかげで俺は、翌日から学校でもオムツを履くようになっていた。しかもそんな俺には、放課後のクラスメイトへのオナニーショーも恒例化しているのだった。
「お前、いい年してひでぇな」
「そこまで子供に返りたいの?」
 ショーの舞台でオムツを見られた俺は、みなに散々からかわれてしまう。オムツを罰する意味合いなのか、肛門への縦笛ピストンを、クラス全員から一回ずつ施される羽目になっていた。
 壇上で高々とお尻を抱え上げた俺の肛門には、いつもの縦笛が突き刺さっている。それをクラスメイト一人ひとりが奥に押し込んだり、中をかき回したり、出し入れを楽しむのだ。
「うっ…ん……あっ……あ」
 密閉された教室でもはやあえぎ声を隠しきれない俺は、新たな角度で突かれるたびにあえぎ声を漏らす。そんな俺を、クラスメイトはニヤニヤ笑いながら眺めたり、膨れ上がった俺のチンコを牛の乳搾りでもするかのように、足の間から手を差し出してしごいたりした。
 最初は嫌がっていた女子や男子たちも、楽しみながらやるところにまできていた。
「乳搾りみてー。男のくせにミルクも出るんだぜ」
「美味しくはなさそうだけど」
 男女問わずクスクス笑いが広がる。
 それでますます感じやすくなった俺は、一日に五回も射精するという記録を打ち出すことになったのである。
 ここまで感じやすくなってしまった自分に、どうしようもない自己嫌悪を感じつつも、その場の快楽に流されてしまう自分がいるのも確かだった。
 なんで、自分の体はこんなに感じてしまうようになったのだろう。そういえば、隣のお兄さんに縦笛でいじられてからは、以前にも増して感度が良くなったような気がする。あれはいったいなんだったのだろう。
 
 
 
 どうすればいいのかわからなくなってきた俺は、ふらふらと隣のお兄さんの家をノックしてしまう。その日は母親の帰りが遅かったことと、兄の真緒も部活の連中と遊びに行くということから、気軽にお兄さんの家を訪れていた俺だった。
 すると、そこにはお兄さんがおらず、代わりに得体の知れないボンテージ姿の美女が二人だけ留守番をしている最中だった。二人とも俺の話を聞いていたのか、帰ろうとする俺を強引にお兄さんの部屋に引きずりこむと、この前と同じようなチョコレートボンボンを五個ほど分けてくれた。
「これ、すごくおいしいでしょ。私たちも大好きなんだよね、これ」
 ボンテージ姿の美女二人は、ねっとりとした視線を互いに絡め合わせながら、チョコを食べる。終いには女同士でねっとりとキスしながらチョコを食べるのだけど、端で見ている俺もなんだか感覚がぼんやりしてきていて、女性同士のキスを見ても特に驚かなくなっていた。でも、体は妙に熱くて、いてもたってもいられない。
 そんな俺の目の前で裸になる美女二人。二人が俺のスカートの中に手を入れるのと同時に、先走りで濡れたオムツがスカートの中からずり下ろされていた。
「あらやだ。オムツなんてはいてるの、この子」
「わかった。ところかまわずドピュドピュしちゃうからでしょ。変態だわ」
 二人の会話に俺は頬を染めながらスカートの前をひたすら引っ張る。
 そんな俺のチンコは恥ずかしげもなくまた勃起してしまっていた。ガードする俺の手を強引に剥いだ女性のうちの一人が、またどこからか、あの得体の知れない液体を持ってきて、勃起したチンコの上にどろっとかけていた。
 彼女の手でチンコ全体を液体もろとも撫で回されていくうちに、あの猛烈なかゆさというか、熱さが全体に広がってきていた。
「ああ!やだってば!」
「我慢できないでしょ。ここでイジったっていいのよ」
 言われなくてももう我慢できなくなっていた俺は、ソファに座って両膝を立てた姿勢のまま、自分のチンコをこすることだけに意識を向け始めていた。
 それでもあまりにかゆく、どこを愛撫しても足りないため、半泣き状態になっている。
「いや…だ。いや…、かゆい」
「足りないでしょ。一人では」
 俺の前に仁王立ちする二人に、俺は涙混じりにコクコクと頷く。
「手伝ってやろうか。その代わり、あたしたちが出せというまで精液は出さないこと。いいわね。包茎短小君」
 半信半疑な俺にも、彼女らの恐ろしい手伝い方法がすぐに理解できた。
 俺の体はソファの上に横たえられる。しかも制服姿のままだ。背の高いほうの女性が腰にでかいディルドのついたエナメルのパンツを履いてきた瞬間、俺は自分の身に何が起ころうとしているか理解できたはずだった。でも、そのときには両手が頭の上で金具で留められていたし、両足ももう一人の女性に押さえつけられていたので、逃げることすらできなかったのだ。
 先刻かけられた液体を俺の肛門に継ぎ足され、しばらく手で入り口を広げられてから、そのディルドを根元から挿入される俺。
「うぐぅう、……んっ…、つ」
 縦笛とはあまりに違う巨大な質量に泣き出しながらも逃げ切れなかったのは、もう一人の女性に自分の萎えたチンコを根元から銜えられていた。
「ぐっ…うっ……んん…やぁ…」
 かゆみの代わりに、俺の下半身は悪夢のような出来事を享受している。肛門は偽のチンコに犯され、自分のチンコは知らない女性に銜えられている。どこからともなくジュポジュポという恥ずかしい水音が木霊し、俺の押さえつけられている両足はぶるぶるとソファの上で空を切っていた。
 ブルリと背筋に悪寒が走る。肛門がきゅっとディルドを締め付けるのと同時に、女性の歯が俺の亀頭を軽く噛む。尿道に歯先を食い込まされるのと同時に、俺は限界に追い込まれていた。
「で、出る!!」
 すると、俺のチンコを銜えていた女性が、あろうことか根元を強く握ってこう言うではないか。
「だーめ。この部屋で精液を出すのは、パパの許可がないとだめだからね。どうしてもイキたかったら、おうちに帰って出しなさい」
 なんだそれは。半泣きの俺の表情を察したのか、チンコから唇を離した女性が問いかける。
「お家に帰りたいの?」
 俺はただコクコクと頷くしかない。すると、体の中に埋められていたディルドがずるりと抜かれ、美女二人は大人しく俺を拘束から解き放つ。
 もはや我慢できなくなっていた俺は、なんとかスカートの前を押さえながらランドセルを背負って自分の家に駆け出していたのだった。
「バイバイ。包茎君。かわいかったわよ」
 そんな言葉を背中に受けつつ、家に戻る俺。急いでドアを開け玄関の鍵を背中越しに閉めた直後、我慢しきれなくなった精液が俺のスカートの中に跳ね返って、玄関の床に黒い染みをぽたぽたとつけていたのだった。
 腰が抜けた俺がその場にしゃがみこみ、両手で顔を覆うことでようやく冷静になれた俺。
 もはやここまでくると、どこまでが現実なのか非現実なのかわからなくなってくる。玄関に落ちた白い液体を指先でぬぐってみた俺は、それが自分の放った精液であることを実感し、今が現実であることを自分に納得させるしか術がなかったのだ。

 その翌日、女王増永は新たな武器を俺のために持参してきていた。それはピンク色の卵形の球に紐がついた変な物体で。
 それを休み時間の女子トイレの個室に持ってきた増永は、呼ばれてやってきた俺のスカートの尻をたくし上げると、オムツを引きずりおろして、肛門の中にぐにゅりとそれを強引に入れ込んでいた。
 要するにお尻の穴から紐だけ出た状態になる。
「うっ…っく…んん」
 お尻の激しい異物感に動揺を隠し切れない俺の前で、増永は嬉しそうにリモコンのようなものを持ち出して言った。
「これなんだと思う、村岡」
「なに…リモコンみたいだけど」
「これであんたの中のその卵みたいなものを動かせるんだ。試してみる?」
 俺の目の前で増永がリモコンのボタンを操作すると、途端に中の異物がぶるぶると動き出すのを感じ、思わず俺は悲鳴を上げるところだった。
 すごい。体の中で何かがうごめいている。それがリモコンの動きによって、奥に行ったり肛門の入り口付近に下りたりするので、縦笛の快楽に慣れていた俺の体は、途端に熱く燃え上がり始めていた。
「これはバイブと言って、あんたのために通販で買ってみたんだ。そろそろ縦笛以上の気持ちいいものが欲しいでしょ」
「って…今じゃなくても…」
「男のくせに、穴で感じるんでしょあんたは」
 金持ちの小学生だったら、通販さえ自分でできるのか。しかも休み時間にそれを装着させるなんて、こいついったい何を考えているんだ。そんなところに感心している場合じゃないっていうのに。
 なんとか紐を引っ張り出そうとした俺の手をはたいた増永は、グループのメンバーに指示を出して俺のオムツをずり上げ、元の位置に装着させる。そのまま身だしなみを整えて教室に歩き出させた俺の背後に向かって、増永は相変わらずいやみったらしく囁いていた。
「授業中にウンチ漏らしたら大変ジャン。だからこれで毎日栓するんだよ」
「!!」
「もちろん放課後までね。あたしらの前で自分で股開いて取り出しな」
 増永の容赦ない要求に、さすがの俺も青ざめる。
「俺を殺す気かよ」
「殺さないよ。いい大人を子供が悦ばせるんだ」

 一日中バイブをお尻に入れた生活は、並大抵の苦労ではなかった。
 授業の話も耳に入らず、ただひたすら体の中を駆け巡る快楽に身悶えする俺がいる。ついつい勃起してしまったチンコの存在を女子に知られ、授業中にスカートの上から先端をいじられるという嫌がらせも受ける。
 声をこらえて我慢し、休み時間には一目散にトイレに閉じこもる俺に、増永引きいる女子がドア越しにイカくさいと文句を言う一幕もあった。
 増永の予言どおり、俺はその日の放課後みなの前で肛門に装着させられたバイブを自分で抜く羽目になっていた。机の上で両足を開いた俺は、肛門からずるずるとバイブの紐を引っ張り出す。
「あっあ!いぃ……」
 抜く瞬間のあまりの気持ちよさに思わず射精してしまい、目の前で釘付けになっていた山崎の顔に精液をかけてしまうというオチつきで。その後は、もう一度バイブを差し込んだまま、恒例の縦笛を増永に肛門へ入れられる俺。
「どうよ。さいこーでしょうが。あと何回ミルクを出すつもりなの牛さんは」
 縦笛で体の中のバイブを奥に突き動かしながら、増永はそう囁く。その間も一度先走り液を床にこぼした牛呼ばわりの俺は、ついでに口元からよだれも垂れ流しながらわめく。ケツの穴からは正体不明なぐしゅぐしゅという音が漏れ出ていた。
「あと…二回」
「乳牛もびっくりの量だね。まぁ、飲めやしないけど」
 下半身を勃起させたまま俺を見つめている黒木とは対照的に、やたら冷えた視線の山崎と目が合う。彼に見つめられると、ますます悶える俺がいたのだった。


 その日、久々に隣のお兄さんの家に向かった俺。すると、お兄さんもいたけど、他にも三人の男性がいた。俺は遠慮して帰ろうとしたが、お兄さんにお話しようと止められる。なぜか同じ席にその男性たちも参加させたまま。
 いつものチョコを食べていると、知らない男性に自分のことを話していても、どうでもよくなってくるから不思議だった。今日は八粒ほどチョコレートボンボンを食べた俺は、いつの間にかお兄さんにしなだれかかって山崎のことを話していた。
「あいつ、最初は俺に嫌がらせばっかしてたけど、最近は見ているだけでなにもしてこないの。触ってもこないんだよ俺のこと気持ち悪いと思ってるのかなぁ」
「そっかぁ。君はその山崎君のことが好きなんだね」
「へ…?そ、そんなことないよぉ!だってあいつは男だよ」
「男だっていいじゃないか。彼に振り向いて欲しいんだろ。無視されたり冷たくされるのがいやなんだろ」
 そう言われると確かにそうだった。山崎に苛められているときはあまりいやな感じはしないが、彼の視線が冷たかったりすると、やけに空しくなってくる自分に気づく。でも、相手は男でしかも小学生だ。増永の体に反応したことだってある俺なのに、それはないだろう。
 俺の不安を感じたのか、お兄さんは同じソファに座っていた男性三人に合図をし、俺と向き合った。両手を掴みながらやさしく語りかけてくる。
「じゃぁさ、これから君が男性とエッチなことができるか試してごらんよ。この前僕がいない間に、女の子二人と遊んだって?そのときのことはしっかり聞かせてもらったよ」
 思わず赤面する俺の耳元に、お兄さんはキスをしながら語りかける。俺たちの周りの男たちは、なにやら忙しく準備をしているようだった。それを不審に思いながらも、熱くなった体の疼きは止めようがなかった。
「この人たちを山崎君だと思って、存分に楽しみなさい。何をやったっていいんだ。真緒ちゃんはかわいいからね」
 俺は先日の女性たちに言われたせりふを、上目遣いになって繰り返す。
「でも、イクのはだめなんでしょ」
 お兄さんはにやりと淫靡に笑うと、俺の額に口付けた。それだけでなんだか背筋がぞくぞくしてくる。
「イクのは最後まで我慢して。我慢できそうになかったら、お兄さんに言ってくれよ」


 ベッドの横でカメラが回っていることも気づいていたけど、もはやそれをやめさせる理性も持ち合わせていなかったというのが正しいだろう。
 俺は制服姿のまま、そこにいた裸の男性一人一人のチンコを舐めていた。初めて舐める男性のチンコは清潔であり、なおかつ手入れでもしているのか、下生えが極端に薄かった。それが昨今のアダルト男優の嗜みであることなんて、小学五年生の俺にはわかるはずもなく。
 それでも、懸命に舌先でチンコを膨らませている俺の姿は、カメラに収まり続けていた。もちろんそれを動かしているのは、服をつけたままのお兄さんで。
 全員の勃起が確認できるころには、俺のオムツもカメラに収められ、それの端から手を入れて俺のチンコを刺激する男優の姿も映されていた。最後はオムツも破かれ、三人の愛撫を一身に受けることになる俺。
 シャツもはだけて乳首もしゃぶられると、ぞわぞわとした怪しい感覚に浸される。先走りでどろどろになったチンコを激しくすすり上げられながら、別の男性の性器をしゃぶっていると、まるで串刺しにでもされているかのように思えてくる。
 しかも、あの透明な液体を再度肛門に流され、息つく暇もなく指で直腸内を犯されていると、チンコを悠長にしゃぶっているどころではなくなっていた。
「あっぁあ、んんんっいっい!」
「指をもう二本増やしてみようか」
 冷静なお兄さんの声に合わせて、男優が三本の指を俺の肛門に詰めてくる。それでぐりぐりとかき回しつつ、俺が持ち歩いている縦笛を挿入されると、もはや俺の我慢は限界に達しようとしていた。
 一人は指で肛門を押し広げ、もう一人は俺の中を縦笛で穿つ。びくびくと悶えている俺に、チンコを銜えさせているやつが、乱れたシャツの奥にある俺の乳首を指でつねる。あまりの衝撃で射精しそうになった俺は、律儀にも自らのチンコの根元を掴みながら叫んでいた。
「もうだめ!出る」
 天を仰いだ俺の亀頭からは、とめどなく先走り液が溢れ出していた。赤いプリーツスカートの下から屹立するチンコと三つ編み姿の俺は、はたから見てても相当違和感あると思うが、少なくともそこにいる男性全員は嬉しそうに見えた。
 カメラから視線を外したお兄さんは、自らのシャツの前をくつろげながら白い歯を見せて笑った。
「真緒ちゃん、よく我慢したね。ご褒美にお兄さんが種付けしてあげるからね」

 カメラを他の男性に託したお兄さんは、ズボンの前を緩めた姿のまま、両足を広げたままの俺のところまでやってきた。俺の足首を掴んで思い切り胸元まで折り曲げながら、濡れた肛門にチンコを差し込もうとする。もちろん俺は頭を振ってイヤイヤしていた。
「入れるのは…いやだ」
「どうしたの。ここまできて山崎君がいいの?男の子のくせに、お尻でここまで感じちゃうんだから、気持ちよくなっちゃえばいいじゃない」
 どう答えていいかわからない俺。というかやはり肛門でのセックスは怖かったのだ。どうにか断れないかと上半身を上げかけたそのとき、周りにいた3人の男優らが、いっせいに俺の体を拘束し始める。
 しまいには猿轡をはめられ自由を奪われた俺の体に、お兄さんの分厚い体が覆いかぶさってきた。
「んー!!んむっんぐ」
 念入りに広げられ、なおかつ液体でぬるぬるになっている俺の肛門は、強引に突き進むお兄さんのチンコで一杯になっていた。
 ディルドや縦笛とはまったく違った熱い生き物の挿入に、俺は一瞬死んだほうがましだと思うようになる。だが、その悲観的な考えも、腕に注射器で直接何かを打たれてからは、どうでもいいように思えてきていた。
 
 ふわふわする。気持ちいい。体中が性感帯になったように敏感になり、誰かの熱をもっと欲しいと感じるようになっていた。
 天井がぐるぐる回り、ただひたすら体の感覚が鋭敏になっていく。最初は痛みと圧迫感だけが支配していたお兄さんとのセックスも、何度もピストンされながら、射精までなかなかイカなくなっていた自分のチンコを弄られることで、終わらない快楽が支配し始めていた。
「あっ!あっ、いい!!いい!」
 俺の両足が自然とお兄さんの腰に絡みつき、口からあふれた唾液が、頬にこぼれていくのがわかる。お兄さんも同じ注射をしたのか、ありえないほどねちっこく腰を動かして俺の中を犯し続けていた。
 ずりゅずりゅと肛門を赤く染められていながら、いまだ暴発していない俺のチンコは、自分の手の中でしごき続けられている。カメラはそんな俺たちの繋がった箇所を念入りに収め、ぐしゃぐしゃになった俺の制服の乱れをあざ笑うかのように上から撮り続けていた。
「ほら。鏡でみてごらん。君のあそこがお兄さんのチンコを飲み込んでいるよ。とてもおいしそうに」
 ふいに足を一まとめにされてうつぶせにされた俺は、繋がったまま上半身を起こしてベッドの脇にある鏡を見る。そこには一畳ほどの大きな鏡があり、そこには小学生姿で三つ編みもそのままの俺と、お兄さんが写っていた。
 違和感あるのは、スカートの中から勃ち上がった小さなチンコ。そして、それを握り締めて嬉しそうにしごいているのも、俺自身だということ。その後ろにあるのは俺の玉と、その奥に埋没したお兄さんのチンコだった。
 ここまで客観的に見たことがなかった俺だけど、激しく高揚しているせいか、まったく何も罪悪感が湧き上がってこない。逆にこの嗜虐的シーンにぞくりとした快楽を感じ、自ら背後のお兄さんの首に手を回して結合をより深めていた。
 根元まで押し込んだ性器に息をつめ、俺はぶるりと身を震わす。そして、急激な射精感を感じつつ、声にならない吐息を放っていた。
「はっ……あぁ……くっ、」
 出るとも言い出せないまま、俺の精液は亀頭からどくどくとあふれ出る。それを鏡越しに見ていたお兄さんは、紅潮している俺の首筋に歯を立てながら、俺の腰を掴んでドリルのように肛門を犯し始めていた。
「こら。誰が出していいって言った?」
 俺の口の中に指を突っ込みながら、お兄さんはそう怒鳴る。
「イクのは許可をとってから。僕のところで働く子は、みなそれを聞き分けているというのに。まぁ、君はまだ小学五年生だからね。例外としておしおきはなしにしとくよ」
 そのあまりの激しさに、四つん這いになる俺。終いには腰だけ突き出したポーズのまま、お兄さんの種付けを許すことになる。
 さすがのお兄さんも、最終的には息を切らしていた。何度も俺の尻を叩きながら、最後まで激しく穴を掘り続ける。
「さぁ、中に…出すぞ」
 それだけはやって欲しくなかった俺は、どうにかお兄さんの楔から逃げ出そうともがいたが、逆に奥深く性器を銜えさせられるはめになり、最終的には俺の最奥で彼のチンコは暴発していたのだった。
 しかも、カメラに見せるかのごとく、一度チンコを外に出して俺の尻の上に精液を垂らしたあと、再度俺の肛門に挿入させるというおまけつきで。再度挿入した亀頭から、俺の中にどくどくと溢れるものを感じる。
「真緒の穴は最高だね。さすが若いだけあって締りがある」
 何度か余韻を味わうようにチンコを出し入れされながら、ようやく拘束から解き放たれる俺。うつぶせたままの俺の両足が開かされ、閉じられた肛門に指を突っ込まれると、お兄さんは中からあふれてくる精液を掻きだしていた。
「怒ってるの?」
 うつぶせたまま起き上がれない俺に、お兄さんはにこやかにそう問いかける。
「大丈夫だよ。これはこれから真緒が経験することに対して、僕なりの準備をしてやったんだよ。これで君の感じる快楽はこれまでの何倍にもなる。もちろん山崎君とのセックスでも、効果は出るよ。試してごらん」
 何も言えないでいる俺に対し、カメラの電源を切りながらお兄さんは断言していた。
「真緒は妹になるために生まれてきたんだ。それを楽しんで何が悪い」