ひとなつのおもいで

パパの田舎に行くのは生まれて初めてだった。
「一度経験しておいた方がいいから」というよく分からない理由で、夏休みを利用して僕はパパと二人きりで里帰りをする事になったのだ。
妹は一緒に来たがったが、パパとママが強く引き留めたのが僕には謎だった。
住んでいる都会からJRで三時間。ローカル線に乗り換えて二時間。そこから日に一本だけのバスに揺られて一時間かけた山間の村がパパの生まれ故郷の包女(ほうめ)村だった。
「よう帰ってきたなぁ。」
家を継いだというパパそっくりの叔父さんとその家族に迎えられ、僕とパパは暖かい歓迎を受けた。
叔父さんの家族は優しそうな奥さんと僕より少し年下の中学生の姉妹。特にお姉さんの方が子供とは思えない程に美しく、僕はドキリとした。
その可愛い女の子に囲まれておいしい夕食と暖かい風呂に入れてもらった後、僕は疲れからすぐに眠ってしまった。

「ねぇ、お姉ちゃん・・・この子、まだ・・・。」
「そうね、やっぱり・・・・クスクス・・・・」
下半身の妙な感触で僕は目を覚ました。外はまだ薄暗いが鶏の鳴き声が聞こえる。
「お姉ちゃん、この子こんななのに勃たせてるよ・・・。」
「そうね、役にもたたない癖にね・・・クスクス・・・」
「えっ?」
僕は慌てて上半身を起こした。
「あら、おはようございます。」
「おはようございます。」
そこには僕のパジャマとブリーフをずらして、僕のペニスを観察している美人姉妹の姿があった。
「ちょ、ちょっと・・・・これは・・・あの・・・」
僕は訳が分からず、その清楚な顔に似合わない二人の大胆な行動に驚くばかりだった。
「興味・・・あるの?」
和室とはいえ、部屋は密室だ。この幼い姉妹が性への関心でこのような行動をとったのなら、僕自身も初めての経験が出来るかもしれない。僕は背一杯お兄さんぶった声でそう呟いた。
「ぷっ!お姉ちゃん、この子勘違いしてるよ、あはははは。」
妹の方が僕の顔を指さして腹を抱えた。
「ひょっとして私達とやれると思ったの?」
四つも年下の中学生にまじまじと顔を見られ、僕は恥ずかしさで一杯だった。
「もうちょっと成長してから言ってよね。せめて皮が剥けてからね!」
そう言って妹の方が僕の余りすぎている包皮の先を摘んだ。
「い、いてててっ!」
「あはは、たしか高校生だったっけ。お顔が可愛いからひょっとしてって思ったけど、まさかこんなに皮被りさんだとは思わなかったわ。」
「ひぃーっ!イタイッ!イタイッ!」
あまりに非日常な光景に僕は抵抗もできずに恥ずかしいペニスを姉妹に晒すだけだった。
「そのぐらいにしておきなさい。」
「はーい。」
ようやく姉の方が妹の暴走を留めてくれ、僕は慌ててブリーフを穿いた。
「妹がごめんなさいね。じゃあ一緒にラジオ体操に行きましょうか。」
そういえば昨日寝る間際にそんな事を言われていたのを思い出した。田舎の学校では中学生でもそんなのがあるのかしれないが、高校生の自分にとってはちょっと恥ずかしい。
「まぁ、いいか」
僕は呟いて布団から出た。ちょっとおかしな姉妹だが美人には違いない。さっきのだって照れ隠しかもしれないと思って僕は二人と行動を共にする事を選んだ。
「お着替えはそこに置きましたから。」
姉が指さした先にはひとそろいの衣服。着る物まで用意してくれたのか。そういえば滞在期間に比べ、手荷物は少なかった事を僕は思い出した。
「あれっ?これって・・・」
でも、僕はその用意された衣服を見て首を捻った。広げてみるとそれは胸にフリル付きの苺柄Tシャツに水色のミニスカート。どう見ても女の子用の衣類だったからだ。
「これ、間違いじゃない?」
僕はそれを姉の方に差し出して苦笑いした。
「いえ、間違いじゃありません。」
姉はニコリと笑って言った。
「この村のしきたりでは、おちんちんの皮を被った男性はいつまでも童女あつかいですの。さっ、早く着ないと遅れるわよ。それとも、お姉ちゃん達が着せてあげましょうか?」
僕のとても人には話せない『ひとなつのおもいで』はそれから始まったんだ。


女の子の服を着るなんて僕は絶対に嫌だったから必死に抵抗したんだけど、二人にこんこんと諭されてしまった。結局、郷に入ってはなんとやらで僕は生まれて初めてスカートってやつを穿いてしまった。
「ねぇ、やっぱりこんな格好で行かないといけないの?」
「何度も言わせないで。結構似合ってるわよ。」
姉妹の名は唯と憂と名乗った。二人とも僕より背が高く、着さされた洋服は憂ちゃんのお古だということだった。
田舎の太陽は都会よりは照りつけない気がしたけど、外に出て歩いているだけで僕の喉はカラカラになって、顔からは汗が流れ出た。それぐらい緊張していたんだ。
「誰、その子?」
家を出て数分の広場のような場所には数人の子供達が集まっていた。小学校低学年から中学生くらいの子まで。唯は最年長らしかった。僕は彼女に隠れる様にして集まってくる子供達の目に怯えた。
「街からのお客様よ。私達の従姉妹にあたるのかな。」
「ふーん。」
ひときわ目立つ少女が僕をじろじろと見た。小学校5年生くらいだろうか。夏らしい黄色のサンドレスがとても似合っているが、その短いスカートの裾から見える焼けた太股はまるで男の子の様だった。
「ひゃっ!」
次の瞬間僕は裏返った声で悲鳴を上げた。女の子が僕のスカートを捲りあげたからだ。
「なにすんだよっ!」
僕は慌ててスカートの裾を押さえた。『スカートめくりをされた』なんて考えたら顔から火が出そうになった。
「やっぱり」
女の子は呟いた。
「あなた男の子なのね。」
「だったらなんだよ!」
僕は恥ずかしい事に小学生の女の子に気圧され虚勢を張ってしまっていた。
「あらら、『童女』のくせに生意気な口をきくのね。あとでゆっくりこの村のしきたりを教えてあげるわ。」
女の子はそう言って僕の頬を撫でた。
「大変な子に目を付けられちゃったわね。」
憂がクスクスと笑うその理由を知るのはそんなに先の事ではなかった。

「あらあら、可愛くなったじゃない。」
ラジオ体操から帰った僕の姿を見て唯のお母さんがクスクスと口に手を当てて笑った。村のしきたりというのはどうやら本当らしい。
「やっぱり血は争えないな。」
叔父さんまでもが僕の格好見て感慨深げに微笑んだ。高校生の男の子の癖に、小学生の女の子みたいな格好をさせられているのも恥ずかしいけど、それはつまり『自分はまだ包茎オチンチンの子供です』って宣言している様なものなんだ。こんな辱めを僕は経験した事が無かった。
「ほら、これ誰だか分かる?」
唯のお母さんが古い写真を持ってきた。そこには今の僕と同じ様な女児服を着た可愛い少女とお兄さんらしい少年。どこかで見た顔だ。
「こっちが、僕だ。」
叔父さんが少年を指さす。
「こっちの女の子は誰ですか?」
嫌な予感を感じながらも、僕は成り行き上そう尋ねるしかなかった。
「あなたのお父さんよ。ホント、今のあなたとそっくりよ。」
唯のお母さんが笑いを堪えきれないのかお腹を押さえながら言った。

「まぁそういう訳だ。大丈夫、お前もすぐに大人になるさ。」
朝食時、パパは少し照れくさそうにしながら言った。僕は数日前久しぶりに一緒にお風呂に入った時に、パパが僕のオチンチンをチラチラ見ていた事を思い出した。
「酷いじゃないかパパ、こんな風習があるならあらかじめ・・・。」
「あらかじめ言っていたらお前は来なかっただろ。」
そんなの当たり前だ。
「とにかくこの村にいるからには、しきたりには従ってもらわないとね。」
唯が僕の持っている子供用のお茶碗を見て笑った。僕に用意されたお茶碗は唯のより小さい、どうみても幼児用のものだった。昨晩は普通に大人と変わらない食器だったはずなのに・・・。
「ねぇお父さん。お昼からみんなと川に遊びに行っていい?もちろんこの子も一緒に。」
憂が橋を持ったままの手を高く上げて言った。小学生の女の子に『この子』呼ばわりされるのはどうかと思ったけど、今の格好では言い返す術もなかった。
「あぁ、いいけど気を付けるんだぞ。昨日雨が降ったからな。」
「はーい!」
憂が元気よく返事した。
「唯、小さい子が一緒なんだからしっかり面倒見てあげるのよ。」
唯の母が心配そうに言った。
「うん、大丈夫よ。律ちゃんも一緒だから。」
「そう?都会の子だし、川の怖さを知らないと思うから、ちゃんと世話してあげるのよ。」
『小さい子』というのが自分の事を指しているのだと悟り、僕は真っ赤になってしまった。

お昼過ぎ。遊びに来た律ちゃんというのはラジオ体操で出会った男の子みたいな少女だった。妹だろうか、彼女は自分より少しだけ小さな少女の手を引いていた。少女は僕の姿を見て、恥ずかしそうに律ちゃんの後ろに隠れた。
「これ、きちんとご挨拶しないといけないでしょ!」
律ちゃんはその子を叱り付けると無理矢理自分の前に立たせ頭を下げさせた。
「こ・・・こんにちは・・・・澪です・・・。」
お人形の様な黒いおかっぱ頭に、胸にアイスクリームの描かれた薄いピンクのサンドレスという小学生中学年にしても幼すぎる様な衣装の彼女は恥ずかしげに頭を下げた。
「ほら、あんたも挨拶しないといけないでしょ。」
澪ちゃんという少女の可愛らしさに見とれている僕の頭を憂が押した。
「こ、こんにちは・・・。」
僕はようやく自分も少女と変わらない格好をさせられている事を思いだし、暑さの為ではない汗をかきながら、まるで子供の様な挨拶をした。
「お互い幼い子が一緒だと世話が大変よね。」
律ちゃんがそう言って唯に笑いかけ、僕たちは頬を真っ赤に染めた。

慣れないサンダルで山道を15分も歩かされ、僕はもう息が切れそうだった。
「都会の子はやっぱり体力ないわね。」
そう言って憂ちゃんが僕の手を引く。澪ちゃんも律ちゃんに手を引かれて小さな体で一生懸命ついてきていた。
「あぁーっ、また先にきてるーっ!」
いきなり先頭を歩く唯ちゃんが叫んだ。しばらくして歩くとなだらかな斜面の下に綺麗な清流。そこに海パン姿の高学年ぐらいの男の子が二人、既に水に浸かって遊んでいた。水は二人のおへその上まである。川幅はそれほどなさそうだが深さはそれなりにあるようだ。
「あっ、おんなどもがきたぞっ!」
男の子達は僕たちを見つけると野次る様な言葉を投げつけた。
「お前らあっちで遊べよ!」
男の子が叫ぶ。すぐに律ちゃんが言い返した。
「やーだっ!水遊びはここでしかしちゃいけないって言われてるでしょ。」
「じゃあそこで着替えろよ。見ててやるから。」
男の子のうちの一人が川辺に上がってきて、いやらしい口調で言った。
「もうっ、あっくんったら子供の癖にHなんだから・・・」
「あっ・・・唯ちゃん・・・」
あっくんと呼ばれた少年は頬を染める。唯が来ているとは思っていなかったらしい。多分あっくんは唯ちゃんの事が好きなんだなと僕は思った。
「ところが残念でしたぁ!」
次の瞬間、律ちゃんはそう叫ぶと鮮やかな黄色のサンドレスを脱ぎ捨てた。
「ひゃっ!」
僕は思わず目を瞑ってしまった。女の子の裸なんてみちゃいけない気がしたからだ。
「うわぁ、ずるいぞ!」
ところが聞こえて来たのは別の男の子のそんな声だった。恐る恐る目を開けると目の前には、紺色のスクール水着姿の律ちゃんの姿。
「へへぇん。いつも恥ずかしい目をみるのはやだからね。」
律ちゃんはそう言って誇らしげに笑った。どうやらあらかじめサンドレスの下に水着を着ていたらしい。きっといつも着替える場所に苦労しているのだろう。
「実はわたしも・・・。」
憂ちゃんがそう言ってTシャツとハーフパンツを脱ぐと、「5−2山中 憂」とゼッケンの貼られたぺっちゃんこ胸のスクール水着があらわれた。
「ちぇっ、つまんないの。」
男の子達はすっかり消沈してしまっていた。
「じゃあ澪達も着替えましょうか。」
律ちゃんが僕たちを見てにやりと笑った。もちろん僕はスカートの下は貸してもらった女児ショーツしか穿いていない。
「はい、これ貸してあげる。」
いったいどうしようか困っている僕に唯ちゃんが差し出したのは幼児用みたいなスカート付きの可愛らしい水着だった。
「えっ、これ僕が着るの?」
「当たり前でしょ?ほら早く脱いで!」
驚く僕をよそに憂が僕のシャツに手を掛けた。
「や、やめてよ!」
「なに童女の癖に恥ずかしがってるのよ、おとなしくなさい!」
あっというまに僕は上半身裸にされてしまった。
「なぁんだ、そいつもガキかよ。」
背の低い方の男の子が、僕の胸の無いのを見て苦笑いしながら言った。
「ほら、あんたもいい加減に慣れなさいよ。一人で脱げるでしょ!」
律ちゃんの叱る様な声に振り返ると澪ちゃんも無理矢理サンドレスを脱がされ始めていた。
「やだっ・・・」
澪ちゃんは恥ずかしそうに抵抗してるけど。律ちゃんが強引に服を脱がしていく。
「ちょ、ちょっと・・・」
いくらなんでもいやがる女の子の服を男の子の前で脱がすなんて・・・。僕が律ちゃんを止めようとした時、澪ちゃんのサンドレスを頭から脱がされたところだった。
「あっ・・・。」
僕と同じぺったんこの胸、それは子供だから仕方ないと思ったけど。
「ほら、童女の癖に恥ずかしがらないの!」
そう律ちゃんに言われて顔を真っ赤にした澪ちゃんの、フリルのついた可愛らしい女児ショーツの前の部分ははっきりと膨らんでいた。
それははっきりとオチンチンの形をしていた。

「ほらっ、ぼさっとしてないで!まったく手がかかる子ねっ!」
あまりの驚きに立ち尽くしていた僕のスカートを憂ちゃんが引きずり下ろす。
「わっ!」
僕はそう叫んだけど遅かった。僕の、澪ちゃんと同じ膨らみのある女児ショーツは大勢の子供達に丸見えだ。
「やっぱり童女は大きさも小さいな!」
遙かに年下の男の子達に笑われて僕は怒りより恥ずかしさで一杯だった。
「ほら、早く着替えないといい加減に怒るわよ!」
憂ちゃんに一喝され、すっかりと弱気になった僕はついつい、年下の女の子に向かって「ごめんなさい」って呟いていた。
「二人もいるんだから恥ずかしくないでしょ。」
僕と澪ちゃんは河原に並ばされ、とうとう前を隠す事もできず一糸も纏わない姿にされてしまった。
「お父さんが言ってたわ。大きくなってもおちんちんが剥けないのは精神的に子供なんだって。だからあんた達も恥ずかしい思いをしたらみんなみたいに剥けるんじゃない?」
僕と澪ちゃんは律ちゃんにそう言われて、そのまま手を後ろに組んだまま長い間立たされた。澪ちゃんはとうとう涙を流していた。
「どう、反省できた?」
なにを反省するのかは分からないけど、三十分もして水から上がってきた唯ちゃんはようやく僕たちに水着を着ることを許してくれた。
裸よりはいいかなと思った水着だったけど、それは小学生が着るにしても幼すぎる水着で、短いスカートの下の股間を女の子の水着にはありえないほど膨らませた僕はもう恥ずかしくてたまらなかった。
「ほら、一緒に遊んであげる。」
憂ちゃんに言われて、スクール水着姿の澪ちゃんと僕は水の中へ。水に濡れると水着は僕の体をますます締め付けて、サイズの合わないそれは僕のお尻の間を締め付けた。
「深いところ行ってみる?」
みんなより背の低い僕が浅瀬で躊躇しているのを見かねた律ちゃんが突如そんな事を言い出した。僕はなんだか嫌な予感がしたので首を振ったんだけど唯ちゃんは僕を背中から抱え上げてしまった。
「小さい子は遠慮しないの。そんなに臆病だから、おちんちんもそんななのよ。」
そう言われて僕は両足を水の中で律ちゃんに抱え上げられる。まるで幼い子供がお母さんにおしっこさせられる時のポーズだ。
「や、やめてっ!」
僕は抵抗したけど律ちゃんは下ろしてくれない。小学生とは思えない凄い力だ。見れば澪ちゃんまで憂ちゃんに抱っこされている。
「いやあっ!怖いいいっ!!」
澪ちゃんはまた泣いていたけど、憂ちゃんにはむしろそれが楽しいみたいだった。
「ね、怖くないでしょ?」
段々と深いところに連れて行かれる僕たち。僕は背中にあたる律ちゃんの胸の感触にちょっとおかしな気分になってきちゃっていた。
「ねぇ?」
律ちゃんの足が突然止まる。
「あんた、勃起させてない?」
まるで僕の心を見透かした様に律ちゃんが言った。
「そ、そんな事ないよ・・・。」
そう言った僕の声は震えていた。だってそれは・・・事実だったけど・・・こんな格好で小学生に抱かれたまま勃起だなんて・・・とても恥ずかしくて・・・。
「嘘言いなさい!」
律ちゃんは僕を片手と片足で水の中に浮かせたまま僕の股間に手を伸ばす。
「やめてぇっ!!」
叫んだ僕だったけど、律ちゃんの手のひらはもう完全に僕のおちんちんを包み込んでいた。
「やだー!固くなってもこんな程度なの?」
大きな声で言われた僕は、もう穴があったら入りたい気分だった。
「あんた高校生にもなってこんなんじゃ、もう大人になるのは無理なんじゃない?どう?ずうっと童女でいたら私が可愛がってあげてもいいわよ。」
さすがの僕もその言葉にはカチンときてしまった。
「お、女の癖に、年下の癖になんてこと言うんだよ!」
しかし律ちゃんはおちついたものだった。
「そう?おちんちんよりこっちの方がいいんじゃない?」
すぐに僕のお尻に異物感が押し寄せる。律ちゃんが水着のお尻の部分をずらして、僕の・・・僕の・・・お尻の穴に・・指を突っ込んでいるみたいだった。
「や、やめぇっ・・」
そう言った僕の声は聞き取れない程だったと思う。だって、まるで腰が抜けるみたいな感じた事のない感覚が僕を包み込んでいたから。
「素直になりなさいよ。ほら、澪ちゃんみたいに。」
そう言われて隣を見ると、おそらく水の中では僕と同じ事を憂ちゃんにされている澪ちゃんがなんともいえない気持ちの良い顔をして女の子みたいに「あんっ!あんっ!」って大きな声で鳴いていた。
「ほら、もうちょっと奥までお食べなさい。」
律ちゃんが奥まで指を突っ込んで僕のお尻の中をかき回す。
「あ・・・ああっ・・・」
僕は澪ちゃんを見て箍が外れたのか・・・もうその指に逆らえなくなってしまっていた。
「・・んあっ・・・あはあっ・・・」
「やっぱり童女はいい声で鳴くわね♪」
律ちゃんの指が僕の中で生き物の様に動く。
「ねぇ、あんた本当に私の妹になりなさいよ。そうしたら澪と一緒にたっぷりとこんな風に躾けてあげるわよ。女の子としてね。」
「で、でも・・僕は・・・男の子・・・」
僕は押し寄せる快感の中でも必死に抵抗しているつもりだった。
「そんなつまらないプライドなんて捨てちゃいなさいよ。」
「ああああぁぁぁっ!!」
律ちゃんの二本目の指が僕の中に強引に入ってきた。
「あっ・・あっ・・・ダメッ・・・こんなのっ・・・」
僕はもうそれに抗えなくなっていた。
「妹になるなら出させてあげてもいいわよ!ほらほら、どうするの!?」
律ちゃんのもう片方の手が僕の睾丸を弄ぶ。
「なりますっ!!妹に!僕を妹にして下さいっ!」
射精したさに僕は思わずそう叫んでいた。
「そう、素直なのね。じゃあいっちゃいなさい!」
律ちゃんの手が僕の小さなおちんちんに触れる。もう片方の手の指は激しく僕のお尻を出入りし始めた。隣を見るともう澪ちゃんは憂ちゃんに水面から出るくらい体を持ち上げられて激しくお尻を突かれていた。
「あれは女の子の股間に生やす人工のおちんちんよ。あとであなたも犯してもらうといいわ。」
女の子にあんなので犯されるなんて・・・さすがに僕は恐怖にふるえた。
「怖い?だけど人工でもあんたのよりずっと立派よ。そのうち澪みたいにあれが欲しくてたまらなくなっちゃう様に躾けてあげる。」
「そ、そんな・・・あっ・・・ああんっ・・あぁっ・・ひ・・ひっ・・・あひぃっ!!」僕は頭の中で律ちゃんにあれでお尻を突かれている事を想像してしまった。
「あらやだ、また固くなったじゃない。あなたってやっぱ可愛いわ。」
僕はもう全身真っ赤だったと思う。
「じゃあそろそろイっていいわよ。ほら、澪ちゃんと一緒にね。」
「あーっ!!あっ・・・あっ・・・そんなにしちゃ・・あっ・・ああぁんっつ・・あぁっーーーーっ!!」
律ちゃんの指がまるで本物のおちんちんみたいに僕の中で動いている気がして、僕はそのまま川の中で射精をしてしまった。僕の出した白い液が下流に流れて澪ちゃんの丁度ゼッケンの部分にまとわりついた。
「ほら、澪の大好きなのが流れてきたわよ。お口で綺麗にしなさい。」
澪ちゃんは驚いた事に僕の精液を手で掬うとそのままその小さな唇で吸い上げてしまった。
「美味しそうに舐めるでしょあの子。すぐにあなたも出来る様になるから心配しないで。」
射精後の殺伐とした意識の中で僕は「妹になる」って言った事を後悔し始めていた・・・。


それからの一週間は大変だった。僕はすっかり律ちゃんと唯ちゃん憂ちゃんから妹扱いされ、大人達もそれを咎める気配はなかった。
僕は毎日学校や河原に連れ出され律ちゃんに犯され続けた。律ちゃんの『躾け』は次第にエスカレートし、ついに僕は澪ちゃんが射精した後のおちんちんを掃除させられた。
三日後には僕はすっかり律ちゃんのいいなりになり、お尻をおちんちんの張り型で律ちゃんに犯されながら、前のお口で澪ちゃんのを咥えさせられたりしてすっかり「女の子」として躾けられていった。
そして僕にとって恥ずかしさと新しい発見に満ちた包女村での生活はあっという間に過ぎていった。


「どうだった、村での生活は?」
帰りのバスの中、パパが言いにくそうに僕に尋ねた。僕は久しぶりに穿いたズボンの感触をぎこちなく感じながら返事した。
「う、うん・・・楽しかった・・・よ。」
パパは少し驚いた表情をした言った。
「そうか、それは良かった。まぁ、若い頃には色々経験しておくといいからな。お前も一皮剥けたんじゃないか?」
パパはきっと大人しすぎる僕の荒治療の為に村に連れて行ったに違いない。
「うん、そうだね。だけど・・・」
「だけど?」
「ねぇパパ。来年僕がその・・きちんと・・・あそこが・・・したら・・・もう一回連れて行ってよ。」
「お、おぉ・・そうか?じゃあ来年は家族みんなで行こうな。」
そう言って満足そうに笑ったパパは、僕がようやく男の子として独り立ちし始めたと安心している様だった。
だけどパパは知らない。僕がズボンの下に律ちゃんが幼稚園児の時に穿いていた女児ショーツを穿いている事を。
帰りの電車の間中僕はどうやったら、妹が僕を妹扱いしてくれるかなって事ばかり考えていた。

−おしまい−