4課の幼女モデル3

翌日裕佳が重い足取りで出勤すると、綾乃がすでに更衣室で待ち構えていた。
「ゆかちゃん、昨日はおねしょしなかった?」
「そ・・・そんな・・おねしょなんかしません!」
「んふふ、強がっちゃって。昨日みんなのまえでおもらししちゃったのは誰かしら?」
なるべく忘れるようにつとめていた裕佳だったが、綾乃に耳元で言われ、たちまち顔が真っ赤になる。
「と、いうわけで今日からこれが裕佳ちゃんの下着よ。」
綾乃が裕佳の目の前に突き出したのは一見普通のショーツ。しかし昨日まで穿かされていた綿の素材と違い、やたら厚ぼったい生地でできている。デザインときたら今まで以上に子供用という感じでどちらかというとブルマに近い感じだった。色は薄いピンクで、恥ずかしいのは前面に大きなうさぎの絵柄があしらわれている事だった。
「ゆかちゃん、これって何かわかる?」
「・・・子供用のショーツですよね。」
「んふふ、おしいけど少し違うわ。ほら、ここの部分触ってみて。」
綾乃はその下着の股ぐりの部分を指差した。
「なにか、ごわごわしたものが入ってますけど・・・何ですか?」
裕佳は嫌な予感に襲われながら聞き返した。
「これもね、うちが極秘で開発中の新製品なんだけどね。最近の調査で子供のおむつ離れが遅くなってきてるって聞いた事ある?」
「・・・・・いえ、知りませんが・・・」
「まぁ、いわゆる甘やかされて育った子供が幼稚園に上がっても、小学校に上がっても自分で尿意を訴えられない、そんなケースが増えているのね。で、そうなると当然本人も親も困る訳で、普通のショーツだと失敗してしまうと大変だし、かといってそんな大きな子供用のおむつなんてないでしょう?一応小学校低学年ぐらいまでだったら、夜尿症用の紙おむつとかオムツカバーもあるけどね。ゆかちゃんぐらいの大きな子供用のそういう製品って今までなかったの」」
「と、いうことは・・・これってまさか・・・」
「うん、ご名答よ。それはね小学校高学年ぐらいの子用のトレーニングパンツなの。中に入っているのは高分子吸収剤、紙おむつに入っているのと同じやつね。」
「そ、そんな・・・この年になっておむつなんて・・・」
「何言ってるの?おむつじゃなくてトレーニングパンツよ。それなら、少しスカートが捲れたくらいならショーツと見分けがつかないし、昨日みたいに失敗しても床を汚さなくてすむわよ。がんばって一人で「おしっこ」できるようになりましょーねぇ。」
綾乃は裕佳の顔を覗き込みながら意地悪く言った。
「・・・わかりました。我慢して穿きます・・・・・。」
「あら、我慢してだなんて、せっかく裕佳ちゃんの為に無理して用意したのに。んふふ」「でも、お願いがあります。今日一日・・・その・・・失敗しなかったら明日からは普通の下着に戻してもらえますか?」
「わかったわ、早く一人前のお姉ちゃんになれるようにがんばりましょうねぇ。」
綾乃はからかって裕佳の頭をなでなでした。
「ただし・・・」
「な、なんですか・・・」
「失敗しちゃったら、次は・・・まぁいいわ。せいぜいがんばりなさい。」
上に着せられる洋服の方は今日も恥ずかしいものばかりだった。上着は幼稚園児が着るようなスモッグ。大きな丸襟に両サイドにはチューリップの形をしたポケットが付いている。下はさくらんぼ柄の膝上スカート。スカートの裾からはスカートとセットになったペチコートの裾のレースが可愛くのぞいており、後ろから見るとスカートの裾が左右に分かれ、そのあいだからフリルいっぱいのペチコート、その上には共布で作った大きなリボンが付いている。スカートの柄にあわせ、さくらんぼ型のぼんぼんがついた靴下。頭もさくらんぼのアクセサリーで調えられた裕佳は、疑いどころの無い可愛い幼女だった。

そして課内の清掃を始める裕佳だったが、股の間の違和感は予想以上だった。自然に足元ががに股になり、まるで本当におむつのとれない幼女のような足つきになってしまう。
「こんなに足を開いてちゃ、みんなが出勤してきたら怪しまれちゃう。がんばろう、今日だけ耐えたら明日からは元の下着に戻れるんだし・・・・・・」
小さな希望に期待をかける裕佳だったが、優子や綾乃が平穏な一日を過ごさせてくれる筈は無かった・・・・

「では、仕事に入る前にゆかちゃん、ちょっとここに登ってくれる?」
昨日と同じ様に朝礼時に前に出され、恥ずかしさを堪えながら俯いていた裕佳に優子が突然声を掛けた。
「えっ・・ここって・・どこに・・・。」
「こ・こ・に決まってるでしょ。早くなさい!」
優子は持っていた書類で隣の机を叩きながら強い口調で言った。
「そ、そんな・・・ここじゃだめなんですか!」
そんな高い位置に登らせられようものなら、短い丈のスカートからおむつ、いやトレパンが見えてしまう。裕佳は必死に抵抗したが、綾乃が絶望的な声をかけた。
「ははーん。ゆかちゃんたらトレパンを穿いてるのを皆に知られるのが嫌なのね。でも無駄よ、だって裕佳ちゃんのその下着を紹介する為に高いところに登ってもらうんだから。」
「ほら、皆が待ってるのに迷惑でしょ!早く登りなさい!」
優子が追い討ちをかける。裕佳には選択の余地は無かった。たどたどしく靴を脱ぎ、ゆっくりとおしりから机に登り、顔を手で覆い足を震わせながら机の上に立ち上がった。
「はい、みなさん。ここにいる人の中でも一部しか知らないと思いますが、課で極秘に開発していた新製品があり、今日はゆかちゃんにそれを穿いてもらっています。」
綾乃の説明に皆が少しざわめく。
「じゃあ、ゆかちゃんちょっとスカートめくって。」
「えっ!!」
「何を驚いているの?裕佳ちゃんにはさっき説明したでしょ。新製品ていうのは今裕佳ちゃんが穿いてるやつなんだから、スカート捲らないと皆が見えないでしょ?」
「で、でも・・・こんなところで・・・」
「ゆか!いいかげんにしなさい!皆の仕事の迷惑になるでしょ!」
優子に一喝されると裕佳はおそるおそる両手でスカートを捲くり上げた。
「うわーっ!可愛い!」
皆から歓声が上がる。しかし数人はその下着の異常さに気付いていた。
「あれっ?でもなんだかショーツにしては大きいわね?」
「うん、新製品っていうぐらいだから・・・まさか・・・」
綾乃が頃合を見計らって説明を始めた。
「はい、みなさんもお気付きかもしれませんが・・・ほら、ゆかちゃんもっと皆に見えるようにスカート持ち上げて!・・・これは普通のショーツではありません。」
いつの間に用意したのか、プレゼン用の長い棒で裕佳の股間を叩きながら綾乃は説明を続ける。
「これは、わが社が他社にさきがけて発売を目指している、小学生高学年ぐらいの子を対象としたトレーニングパンツです。」
本来なら幼児が付ける衣装を身に着けていることを皆に知られた恥ずかしさから、裕佳は思わずスカートを掴んでいた両手を離してしまい顔を隠してしまった。
「もう、しょうがないわね・・・じゃぁいいわ。そんなにスカートを捲るのが恥ずかしいなら、膝までパンツを下ろしなさい。」
綾乃が厳しい口調で言った。
「そんな・・・出来ません!
「これもいや、あれもいやじゃ話にならないでしょ!・・・香織先輩、無理矢理脱がしちゃって下さい。」
「あ!・・・そんな・・・じ、自分で・・・・」
裕佳が言い終わる前に裕佳の前に出てきた香織は、大きな体から長い両腕を伸ばすと、やすやすと裕佳のトレパンを膝までずりおろしてしまった。


「いやーーっ!」
少女の様な悲鳴を上げる裕佳だったが、体が硬直して身動きがとれない。
「はい、じゃあいい子だから、しばらくの間じっとしててね。」
皆のあいだで苦笑がこぼれる。
「はい、この製品の特徴的なところは、いままでなかったローティーン用のトレーニングパンツというのももちろんですが、ここ・・この部分のおしっこを受け止める部分が取り替え可能になっているところです。」
綾乃が何度も裕佳の股下に挟まっているトレパンの股ぐりの部分を棒で叩きながら説明を続けた。
「また、このフロント部分の絵柄・・・今は可愛いうさぎさんですが、この絵柄も取替え用のパットに合わせて変わる様になっています。香織先輩、後ろからパットを抜いてみてもらえますか?」
「ん?・・ああ、これかな?これを引っこ抜けばいいんだな。」
香織は固まっている裕佳の後ろに回りこむと、左手でトレパンを掴むと、右手で股間のパットお抜いてしまった。と、同時にフロント部分のうさぎの絵柄も無くなってしまう。綾乃は香織からパットを受け取ると、皆に見えるように高く持ち上げて説明を続ける。
「このように絵柄と、尿を受け止めるパットの部分が一体となっていて、おしゃれに目覚め始める年頃の女の子が楽しく選んで穿ける仕組みになっています。じゃあ、今度はパットを取り付けてみましょう。ゆかちゃん、これつけてみて。」
綾乃は新しいパットを取り出すと、壇上の裕佳に差し渡した。皆にスカートの中が見えないように膝をゆっくりとまげると裕佳は震えながらそのパットを受け取った。
「付ける時は前から行います。ゆかちゃん、絵柄の付いている方と反対の方を前のスリットから差し込むのよ。」
裕佳は早く降ろされたい一心で指示されたとおり、パットをパンツの中に入れ始めた。
「ある程度入ったら、後ろからその部分を引っ張るのよ。一人でできる?」
綾乃がクスリと笑いながらいう。裕佳は懸命に左手を後ろにまわし、パットを引っ張ろうとするが、なかなかうまくいかない。そのうちに段々足はがに股になり、スカートもちらちらと捲りあがる。皆、笑いながらそれを見物していた。そのうちにようやくパットがパンツに収まり、フロントの部分には今度は「4課 みずはらゆか」という大きな文字があらわれた。」
「はい、ゆかちゃんご苦労様でした。今は取替えに時間がかかりましたが、ゆかちゃんと違って最近の子供はしっかりとしているので、もう少し簡単に自分で取り替えることが可能だと思います。今度のフロントの絵柄は、ゆかちゃんの為に特別に用意したものです。高学年ぐらいになると、パンツに名前を書かれるのは嫌がると思いますので、実際に販売する予定はありませんが、いい年してまだおもらしの直らないゆかちゃんにはぴったりだと思います。じゃあ、ゆかちゃん、もう穿いていいわよ。」
そう言われて裕佳は初めて自分で取り付けたパットの前部分を覗き見た。
「それでは朝礼を終わります。」
優子の声に安心した床は机の上に内股で座り込み泣き出してしまった。
「こんなの・・こんなの・・・恥ずかしいよーっ」